10月14日 ル・コルビュジエ(^з^)~♥︎
今日は、アケミチャンとエリチャンを御誘いして「コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」という映画を観に行きました♪
近代建築の巨匠ル・コルビュジエ大先生と、女性建築家アイリーン・グレイとの愛憎の物語を描いたドラマ「The Price of Desire(原題)」
二人の建築家の人生を、実際の建築や家具などを用いた美しい映像美でつづられています
超有名ル・コルビュジエは、スイス生まれでフランスを中心に活躍し、仏国籍を取得した建築家
日本では、世界遺産登録で話題になった「国立西洋美術館」の本館を基本設計…
都市計画案を、集合住宅として垂直方向に実現したともいえる「ユニテ・ダビタシオン」
彼が規定したモデュロールの厳密な適用と、彼が構想していた最小限住宅の実践「カップ・マルタンの休暇小屋」
新しい建築の5つの要点(近代建築の五原則)
①ピロティ…建物を持ち上げることで生まれる1階部分の空間
②屋上庭園…都会でも日当たりが良く植物を育てられ、温度や湿度を保つ効果もある屋上
③自由な平面…鉄筋コンクリートにより自由になったレイアウト
④水平連続窓…石積み建築では作れなかった明るい光が入る窓
⑤自由な立面…支柱が壁から独立することで、主要な立面のデザインも自由に
これらを体現した「サヴォア邸」
つまり、これまでの西洋建築は石やレンガの「組積造」だったのが、鉄筋コンクリートによって新時代が到来したということでございます☆
こちらの都市計画も有名です…
インドのチャンディーガル議事堂等々…
身近なところでは、LC2、LC3、LC4などの椅子
家具も人気ですね〜♡
新たな建築をさまざまな理論で体系づけていった彼は、機能美をひたすら求めた合理主義者であると共に、絵画や壁画等も残している芸術家でもあります
が、この映画は巨匠ル・コルビュジエが主役では無く、彼を通して女性建築家の草分け的存在アイリーン グレイを描いたもの☆
女性であるがゆえに不当に扱われ、利用され、埋もれてしまった才能あふれる一人の人生を描いているのです
アイリーン・グレイの別荘「E.1027」
長い間コルビュジェの作とされ、アイリーンを歴史の影に覆い隠してきました :;(∩´﹏`∩);:うぅッ
この別荘を批判しつつも、アイリーンの才能は妬ましく、横暴にも壁には壁画を描きまくり…
大先生はやりたい放題ですΣ(-᷅_-᷄๑)
すぐ近くに、コルビュジエは↑の有名な休暇小屋を建て、この地で生涯を終えました
この辺りは何度も近くを通ってますが、ゆんも見たことは無く…
2000年に修復が始まり2014年に撮影されたそうで、今は近づけるのか調べたいと思います
そして…
2009年サンローランのオークションで、インテリアとして当時史上最高額の1950 万ドル(約 28 億円) で落札されたアイリーンの「ドラゴン・チェア」
一気に注目され、彼女の評価が一層高まりました
プロの価値は作品の価格ですからね。。。
20世紀は工業の近代化と女性の社会進出の時代☆
その幕開けのパリ万博=アール・ヌーヴォーからアール・デコ、そして、モダニズム
新しいモノをどんどん追いかけていても、古くからの男性優位な女性の社会的立場が厳しい社会…
同性として胸がつまるところが多々あります
アイリーンの才能を利用し、お酒と女性にだらし無い夫も、現代では許されない最低な男だけど…
尊敬するコルビュジエ先生は大変感じの悪い傲慢なイヤな男で、アイリーンの才能に嫉妬してとっても意地悪なんです
Σ(-᷅_-᷄๑) もぉ=3=3
でも、そういう時代なんです。。(¬_¬)
それは今でもまだ通じるものがあると思います。。
残念ですが、21世紀になってもまだ進化中だということですね(-_-) フゥ〜
この映画の内容は女性の「生き方」や「仕事」や「プライド」について、今一度考えさせられる結構重いテーマでした(-.-)y-.o O
しかし映像は、建物やインテリアの美しさだけでなく、先日観た「セザンヌと過ごした時間」のプロヴァンスに続いて、こちらはカップ・マルタンという、これまた愛する南仏コートダジュールの光景にゆんの目はハートに…(♡▽♡)
今年は行かなかったので、余計に恋しいなぁ♥︎
♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎
映画の後は、いつもの「鈴波」でランチ♪
もちろん、いつもの「銀だら」も購入(#^.^#)v
浜峰の干物や大山ハムと並び、ゆんとリュウの定番ですぅ(^з^)
そして、le Soleilに帰って各自クラフト〜♪( ´θ`)ノ
ゆんはお仕事の続きを…
Xmasの材料が続々と届いてきました☆
今年は、クラフト部をスタートした記念に、手芸要素を盛り込んだデザインにしたいと思っています♪
来週にはサンプル作りも出来るかなぁ♡
アケミチャンにお店用のカードを再度お願いしまして…
またまたカワイイのが増えました merci〜♡
では、またね☆〜(ゝ。∂)